子宮頸がん発覚 全摘までの道のり

子宮頸部上皮内がんで円錐切除か?全摘か? 迷いに迷って全摘したお話です

健診から2週間後、健診結果の封筒を開封

2週間後、健診結果の封筒を開封しました!

そう、実は、数日前に届いていたんですが、元々郵便物をすぐに処理するのが苦手だったことと(単なるズボラ)、「ああ、健診の結果だな。今年はやけに早かったな~。それにしてもこんなにコンパクトなものだっけ?(普段はA4サイズの封筒なのに3つ折りサイズの封筒で来たので)経費削減か?(笑)」と悠長に思っていました。

みなさん、郵便物は届いた日に開封しましょう!(←私だけ?)

 

置きっぱなしになっていた郵便物。

夕方、保育園のお迎えから帰ってきて、さて、ご飯の支度しなくっちゃ!

「手を洗って~!お片付けしてよね!」と言いつつ、忘れていた郵便物を開封

 

      …...え、、、、。

                 ...なにコレ、、、、。

 

と、しばし固まる。

 

「子宮がん検診の結果、軽度扁平上皮内病変(LSIL)が疑われます。精密検査を受けてください」

 

半年前の検査で異常なし、からのLSILでした。

 よほど真剣な顔だったのか、子供が「どうしたの?なに?見せて」としつこく食い下がる。

「いや、何でもないよ」としまうが、「ママの病院のでしょ?ボクも見る!みるみるみる!」と腕にぶら下がってくる。

(封筒に受診先の病院のマークがついているのでわかる。そしてこういうマークは目ざとい…)

 

えーい、仕方ない、この人の性格上、きちんと説明しないことにはおさまらんぞ…

私:「えーっと、この前、健診受けたでしょ?」

子:「朝ごはん食べられなかったやつ?」

(↑当日、「なんでご飯食べないの?」×10くらい聞かれる。4歳は「なんで?」が多い…)

私:「そう。その結果が出て、詳しい検査が必要だって書いてある。だから、検査しなくちゃいけなくなった」ということを伝えた。はっきりした言葉までは覚えていない。

でも、『ああ、子供だからと言ってあいまいに濁していちゃいけないな』とも思っており(納得しないといつまでも不安な子なんです…。)、子宮がん検診だということは話した気がします。(ちなみに、周囲にがんで亡くなる方もおり、がんという病気があることは知っています)

それから、時折、検査のことについて聞いてくるようになり、私自身も多少は落ち着きを取り戻したこともあって、その都度、わかる言葉で説明していきました。

今思うと子供も不安だったから何度も聞くことで気持ちを保っていたのかもしれませんが、聞かれるたびに私も心が折れそうでした。

今まで尿検査で引っかかっても再検査で何ともなかったり、そもそも、熱が40℃で関節痛があってもインフルすら出なかったり、わりと検査で悪いものが出ないので、『メンタルが弱いせいか?いっそ、検査で出てくれた方が体調の悪い原因がすっきり分かっていいのに』って思ったこともありました。

この頃、日々、楽観的にとらえる心と最悪を想定する心のはざまで、かなり揺れ動いていました。

『いやいや、いつもみたいに、なぁんだ、やっぱ大丈夫だったじゃないってなるから心配しすぎても仕方ないや』って思ったり

『いやいや、仮にも“がん検診”よ?現実を見ないとといけないんじゃないか?楽観的にとらえるのって“現実無視“してるだけじゃね?』とか

 

仕事中も冷静になろうと思いながら、意識的に切り替えながら取り組みつつ、頭の片隅にはいつも置いている状態。

ただ、1~2週間くらいで最初のショックからは立ち直ってきたと思います。

(心に衝撃を受けた時は1~2週間は気持ちが動揺しても普通みたいです)

 ※診断等に関しては他のネットやブログでの説明が丁寧です。検索してみて下さい。