子宮頸がん発覚 全摘までの道のり

子宮頸部上皮内がんで円錐切除か?全摘か? 迷いに迷って全摘したお話です

入院1日目

一昨日から生理が始まる。
予定の10時に受付で入院の書類を渡して手続きした後、病棟のラウンジで待つよう指示。
病棟のラウンジに行くとすぐに案内の(たぶん看護助手さん)方が来てくれて病室へ。
荷物を置いてすぐに棟内(トイレやお風呂など)を案内してくれる。
案内のついでに身長と体重を図り(わぉ!効率的!)病衣に着替える。

その後、病棟にて担当看護師(2人組)のバイタルチェックと病歴、アレルギー等の聞き取り。

昼食が来たタイミングで夫が帰る。
昼食を食べ(おいしかったけど緊張してあんまり食べられず)、荷物整理も終わり、13時ごろに手術室の看護師が説明に来る。

4人部屋だったけど、今日は私ともう一人がこの部屋に入院で、どうやらもう一人は私の前に手術らしい。
カーテンで仕切られただけの部屋で会話は筒抜け…
(これがのちにイヤーな感じになるのだが)

と、「失礼しまーす」と声がかかり、手術室の看護師さんがカーテンをめくって入ってくる。
カーテン開けとこうかなとも思ったのだが、どの部屋も大体、ベッドサイドのカーテンが閉め切られている。
先ほどの人と同じ挨拶、同じ説明が入る。
聞きながら、(あー、同じこと毎回説明で疲れるだろーなー。)なんて思いつつも、
「硬膜外の麻酔になりますが、背中で何かされるのってすごく怖いものなので、きちんと先生も説明しながらですし、私たちも付いてます。動くと危ないので、ちょっと体を押さえることもありますが、ご了承くださいね」と笑顔が素敵な看護師さん。
「私、硬膜外の麻酔が一番怖いんです。しっかり押さえてください!」と食いつき気味でお願いする。

15時ごろ、女性の薬剤師が登場。
手術の時の点滴と眠前に下剤と眠剤があるので、と説明。
ちなみに眠剤として出されていたのは寝つきをよくするタイプのお薬で量も少なめ。
その後、「おへその掃除しましょうね」とオリーブ油(?)と先ほどの看護師(新人らしい)が来て綿棒でお掃除。事前にきれいにしておいたのでこちょこちょ程度で終了。(剃毛はなかった)
その時、この緊張の度合いで眠れるか不安だわ、と判断して看護師さん(新人)に相談してみた。
私:「かなり緊張しているので、眠れないかと不安です」
看(新人):「んー、そのために眠剤出てるから大丈夫ですよ」
私:「それ飲んで眠れなかったらつらいんですけど」
看(新人)「眠剤の追加とかは出ないと思います。どっちみち手術中は眠っているので大丈夫ですよ。手術の後は看護師が何回も来て眠れないかもですけど。0時過ぎても眠れなかったら相談しましょう」
私:「…」
(0時過ぎて眠れなくても眠剤でないだろ?)(ナニ相談するの?)(寝かしつけのトントンとかしてくれんの?←子育て期あるある)(そもそもキミは日勤で帰ってるだろ?)とかいろいろ疑問が思い浮かんだけど、不安と緊張で説明する気力がないので我慢することにした。
言い方が悪かったのかな?なんか通じない…。てか、すごく過敏になっている私…。

16:30 入浴
   30分ごとの予約制。事前にドア前のボードに名前を書くシステム。入浴時間が短いか?と心配していたけど、シャワーだけだし、しっかりドライヤーで乾かす時間も含めてちょうど30分だった。

17時頃、先輩看護師さんが入院書類に関して確認に来てくれたので、眠剤の件を相談してみた。
私:「以前、同じ眠剤使ったことがあるんですが、今の緊張状態だとちょっと眠れなさそうで心配です。もうちょっと作用時間長いタイプに変えてもらうことはできますか?」
看:「あ、そうなんですね。先生に変更の確認してみますね~」
変更してもらっちゃいました。(^^♪
シャワー効果で説明する気力が出ましたね。

18時 夕食
   おいしいのに緊張で半分くらいしか食べられず。
夕食後からは絶食なのにー(水分はよく日の10時まで可)

夕食後にK先生が来てくれる。
医師:「どうですか?明日手術ですね。ほかになんかありますか?じゃ、そういうことで。」と、7秒くらいで帰っていった。(はやっ!)
まぁ、ここまで来ると特に話もないけれど、なんだか、寂しい…。
いやいや、先生早く帰ってゆっくり寝てきてね!

21時、消灯で看護師が回ってきて電気を消す。
枕もとの電気は点けられるが、非常に明るい…
小さい懐中電灯持って来ててよかったー
小さい明りで化粧水パックをしたり一日のメモを取ったりして
22時ごろ下剤と眠剤を飲む。

0時 巡回
2時 巡回
4時 巡回

想定内だけど、ほとんど眠れなかったー。
眠剤変更してもらったのにねぇ(*_*;