子宮頸がん発覚 全摘までの道のり

子宮頸部上皮内がんで円錐切除か?全摘か? 迷いに迷って全摘したお話です

【番外編】退院前診察~子宮全摘後の生活について

退院予定日の前日(熱が出た翌日ですね)に退院診察がありました。

朝に看護師さんから用紙を手渡され、
(指で「子宮全摘後の生活について」のタイトルをなぞりながら)
←こういう配慮はありがたいですね!

 

sukiyaki-m.hatenablog.com 

看護師:「これね、診察の前に読んでおいてね。診察の時に疑問に思ったことも質問できるように、先に渡しておくね!」

あちこちのブログやネットで検索して書かれてあったような、退院後の生活に関する注意が書いてありました。
じっくり読んだ上で用紙にメモメモ
・今後、生理が来ないので、何を持って閉経とするか目安を知りたい
・今後の健診、ドックなどは何を受けたらいいのか?
・性生活について痛みのない方法など具体的なこと

そして診察では一通り用紙に沿って説明されました。
・日常生活について
→1週間は安静に。
 アルコールは1か月禁止

・入浴について
→シャワーのみ可
 だったけど、診察の時に
「自宅のお風呂にちょっとつかる程度ならイイヨ。長湯は傷のかさぶたがふやけるからダメ」と。

・性生活について
→3カ月は控えるように

・受診の目安
→出血、激しい痛み、熱、吐き気などなど

最後にメモしてあった質問。
・閉経の目安
 更年期は個人差はあるけど40代半ばから排卵が不規則になったりして、50~60代で卵巣機能が低下してきます。婦人体温計は卵巣が機能していれば2層に分かれると思われる。更年期の症状としては体温の変化というよりはほてりや著しい発汗といったものが出ます。
症状が強ければ女性ホルモン補充療法ができます。
子宮があれば女性ホルモン補充により生理がくることもあるけど、子宮がないのでこの治療はむしろやりやすいと思う。

・健診について
 退院の1か月後に受診して、異常がなければ3か月後、その後は1年おきに子宮がん検診を受けるのでいいと思う。しばらくはK先生が見てくれる!

・性生活について
(ここを質問しようとしたら、スッと看護師さんが席を外した。たぶん配慮なんだな。)
「子宮とって膣を縫っているので短くなってるかと思うんですが、
破けちゃったりしないんでしょうか?」とズバリ質問。

医師:「……そうならないように縫ったつもりです(笑)」
ですよね。こういう返し、好きです。
医師:「実際のところ、こういうことは皆さん話しにくいから、ほんとのところは自分にはわかりませんが、感覚が変わるという人もいるみたいね。」
私:「痛みが強いってこともありますか?そういう時にどうしたらいいとかありますか?」
医師:「うーん…。どこが痛いかってこともあるけども。途中であんまり痛かったら、“ちょっとタイムタイム”ってしたらいいんじゃないですかね(笑)」
私:「ですね(笑)お互いの工夫ってとこですかね」
医師:「まぁ、そうね。(笑)」

潤滑ゼリーとか、そういったアドバイスではなく、ちょっと笑っちゃったけど、私にとってはそっか、途中でも痛いから待って!って言っていいんだなって気が楽になった。
(イヤ、もっと専門的に体位の工夫とかゼリーとか聞けばよかったのかもだけど)

後で夫に話したら、「OK!床、3回たたいてね!」と大爆笑してました。

人生には笑いも必要だ。